2010年6月20日日曜日

薪窯体験。



知人の作家さんのご縁で、はじめて薪窯でいくつかの作品を焼いて頂きました。

自然灰から生まれるガラス質なビードロが
内側の指跡のろくろ目にきれいにのってくれて素敵な景色になってくれました。

ー「景色」とは、作品の表面にでる焼き色や釉薬の自然な色合いを指していう陶芸用語ですが、私はうつわの世界での、この『景色』という言葉が大好きです。

まさに様々な風景のように、自然が生み出すチカラ。
灰や鉄分や色々な成分が、化学変化と炎のパワーと流れによって生まれる色合い。

ゆっくりと器を観ていると、まさに色々な景色にもみえてくるなぁと思うのです。